NAGASEと一緒にバイオテクノロジーで
世界を変えませんか?
NAGASEグループ(NAGASE)は、商社という枠を超えて、微生物、酵素、発酵等をコア技術として、他社にない価値を提供しています。
パートナー企業様とともに、微生物の設計から素材の開発・生産販売を実現し、“持続可能な事業”の創出に貢献いたします。

このようなお困りごとございませんか?
- 新規事業を開拓したい / 新素材を開発したい
- 異分野への参入を検討していきたい!
- 供給不安、 コスト高、 安全性などの懸念から、使いたくても使えない素材がある
- 未利用資源を活用したい
NAGASEのバイオ技術で貴社開発をご支援致します
まずはお気軽にご相談ください
Case 1 発酵技術
発酵法によるモノづくり
―微生物設計から効率的な物質生産―
発酵法を用いた素材の製造において、生産効率を向上させる鍵は、微生物(菌株)がもつ物質の生産能です。
発酵法を用いた物質の生産事例としては、エルゴチオネインが挙げられます。エルゴチオネインはキノコなどにごく微量に含まれる希少天然アミノ酸です。従来のエルゴチオネインの製法では、天然物からの抽出法・化学合成法などが主流でした。しかし、抽出法では天然物中のエルゴチオネインが微量であることや、化学合成法では環境負荷が大きいことなどから、安価かつ環境にやさしい製造方法が確立されておらず、製造コストが高いことが普及の課題でした。そこで、NAGASEは遺伝子設計技術によって菌株を改良し、当初の約1,000倍の生産能をもつ菌株を作製しました。この菌株を活用した発酵法により、エルゴチオネインの生産量を飛躍的に向上させることが可能になりました。
今後は、開発した菌株を活用してエルゴチオネインを製造し、健康食品、化粧品、医薬品などのライフサイエンス分野での事業化を目指します。

Case 2 酵素活用
酵素法によるモノづくり
―酵素を用いた素材生産と製品物性の改良―
NAGASEは、酵素を用いて新たな素材を生み出す技術を有しています。代表的な事例としては、トレハロース(トレハ®)やイソマルトデキストリン(ファイバリクサ®)の生産が挙げられます。独自酵素をデンプンに作用させることで、効率良く、安価に素材を生産・供給しています。

NAGASEは、酵素の開発・生産とともに、酵素そのものを用いた応用開発も行っています食品であれば、食品物性の改良を行うことで、食品の日持ち延長によるフードロス削減、パンの食感や美味しさの改良、乳化力上昇といった価値を提供しています。生活用品や工業製品であれば、製品の物性や洗浄力改良、環境負荷低減を行うことで、NAGASEは、お客様の製品の付加価値向上を提供するとともに、消費者のより豊かな暮らしの創造に貢献します。
Case 3 規制対応
素材の商業化
―グローバルレギュレーションへの対応―
酵素を製造・販売するうえで、各国のレギュレーションに対応することは、必要不可欠です。
NAGASEでは、食品用途や工業用にさまざまな酵素を製造・販売する中で、遺伝子組換え技術等により効率的な製造を行うだけでなく、各国ごとに必要となる異なるレギュレーションについても併せて対応することで、製品の開発から上市まで一貫して実施してまいりました。
レギュレーション対応の例:
- INCI名取得
- 宗教対応(コーシャー/ハラル)
- 高度精製品
- 酵素の組換えDNA技術応用食品及び添加物の製造基準に基づく適合確認
また、原料を海外から輸入したり、国内で製造した製品を海外へ販売する際にも、様々なレギュレーションへの対応が必要となります。NAGASEは約200年の歴史の中で培った輸出入のノウハウを活用し、開発した製品を国内外へ拡販することを可能にします。